メイクセラピストの資格と仕事内容を解説

化粧道具

新しいメイクの形を提供する仕事として近年注目されているメイクセラピスト。今後需要が高まることが予想されていますが、具体的にどうやったらメイクセラピストになれるのでしょうか?ここではメイクセラピストを目指す方のために役立つ情報をまとめてみました。

メイクセラピストってどんな仕事?

メイクセラピストとはどんな職業なのでしょうか?基本的な情報や仕事内容について紹介します。

メイクセラピストとは?

メイクセラピストとは、メイクによって外見と内面を同時に変化させる化粧療法「メイクセラピー」を施す職業のことです。

ただ外見をきれいに整えるだけでなく、心理カウンセリングによって「なりたい自分」を探り、目の錯覚効果やコスメの質感などを活用して印象を変えるという独特のメイクを行います。

「なりたい自分」になると心にも変化が訪れ、前向きになったり、気持ちが明るくなったりして生活にも良い影響をもたらします。そのため、メイクセラピーは美容だけでなく、医療や福祉など他の分野でも活用できる技法として近年注目を集めています。

メイクセラピストとメイクアップアーティストの違いは?

メイクセラピストとメイクアップアーティストの一番の違いはメイクをする目的にあります。

メイクアップアーティストは結婚式やパーティなどその場にふさわしいメイクを施すことを目的としたものですが、メイクセラピストはメイクをされる人の希望や願望をくみ取り、その人がなりたい印象に合ったメイクを施します。

TPOに合わせたメイクをしたいならメイクアップアーティストに。メイクで自分を変えたいと言うのならメイクセラピストに頼むのがベストと言えるでしょう。

メイクセラピストの仕事内容

メイクセラピストになったらどんな場所で、どのような仕事に携わるのでしょうか?

メイクセラピストの職場

メイクセラピストは幅広いジャンルで活躍できるため、職場の選択肢も多岐にわたります。

メイクセラピストとして独立してサロンを経営したり、メイクやコミュニケーションの講師として活躍したり、カルチャーセンターなどでセミナー講師として勤めたりすることもできます。

また、就職や転職活動を支援するアドバイザーになることも可能。ひとつの業界に縛られることなく、自分の得意分野や好みに合わせて活躍の場を選べるところもメイクセラピストの魅力です。

メイクセラピストの仕事の流れ

メイクセラピストとしてメイクセラピーを行う場合、だいたいの流れは以下の通りとなります。

①カウンセリング

お客さんに「なりたい自分」を尋ね、メイクの方針を決めます。

②メイクアップ

カウンセリングの内容に合わせてメイクを顔の半分に施します。あえて半分は素のままにすることで、メイク前とメイク後の変化を実感してもらいます。

③メインカウンセリング

メイク前とメイク後を比較しながら、新たな魅力を見つけたり、無用な思い込みの解消を促します。

④フルメイク

片側のメイクを参考に、もう半分をお客さん自身にメイクしてもらい、セルフメイクできるようアドバイスします。

⑤フォローカウンセリング

日頃の動作やコミュニケーションなど、理想の内面に近づけるようフォローします。

メイクセラピストになるには?

メイクセラピストになるにはどんな資格や知識、技術が必要なのでしょうか?メイクセラピストになるための方法をまとめました。

メイクセラピストに必要な資格は?

メイクセラピストは美容師や理容師のような国家資格ではないため、実は資格がなくてもメイクセラピストになることはできます。

ただ、メイクセラピストはメイク技術や心理学などさまざまなスキルが求められるため、メイクセラピストの認定資格を取得するほどの知識・技術がなければ現場で活躍するのは難しいと言えるでしょう。

メイクセラピストの資格を取得するには?

現在メイクセラピストの資格は一般社団法人メイクセラピストジャパンが実施している「メイクセラピー検定」のみとなっています。

受験レベルは3級、2級、1級、特級の4段階にわかれていて、2級まではどなたでも受験OK。試験ではメイクセラピー的心理学、コミュニケーション、化粧心理学、メイク理論、色彩学などの分野を中心に出題され、2級から上は筆記試験のほかにモデルに半顔メイクを施す実技試験も行われます。

見事検定試験に合格した場合は個別に合格証が交付されます。