カラーセラピストになるには?

女性や社会人から注目度の高い職業「カラーセラピスト」。カラーセラピストになるために必須の資格はなく、極端な話、無資格でOKですが、資格を所持しているほうがお客様から信頼されます。自分に自信を持って仕事ができるので、ぜひ取得しておきたいものです。ここでは、カラーセラピスト資格取得の難易度・費用・期間などについてご紹介。さらに、資格の種類やおすすめの学習方法についてもまとめています。

カラーセラピスト資格の難易度は?

カラーセリピストになりたい人が気になるのは、「資格の難易度」ではないでしょうか?ここでは、カラーセラピストの難易度についてまとめています。

カラーセラピストの難易度

カラーセラピストの資格の難易度はそれほど高くありません。
特に簡単な資格の場合は、講座を受講終了後に修了証が発行されるケースがほとんど。基礎知識を問われるだけなので、講義を真面目に受けていれば、高確率で資格を取得できます。

カラーセラピスト資格の特徴

カラーセラピストの資格取得の特徴について紹介していきます。

誰でも試験が受けられる

カラーセラピスト資格に実務経験は不要なので、誰でも受験できます。また、通信講座のカリキュラムが終了していれば、何度でも受験可能です。

テキストを見ながら試験が受けられる

テキストを見ながら受験できるのが、カラーセラピスト試験の特徴です。カラーセラピスト試験の趣旨は「知識がきちんと身についているかを知ること」なので、講義で学んだ内容をテキストからピックアップすればOK。暗記が苦手な人でも取得しやすい資格です。

在宅で試験が受けられる

カラーセラピストの試験は、在宅で受けられるものもあります。好きな時間に受験できるので、仕事や子育てで忙しい人にもおすすめです。

カラーセラピストの資格取得に費用はどれぐらいかかる?

カラーセラピストの資格取得にかかる費用について、試験の種類や講座のスタイル別に3つの例を挙げて紹介します。

1日で資格取得できる講座費用と時間

カラーセラピストの資格を1日で取得できる講座の費用は1万9000円。およそ5時間の授業を受けるだけで資格が取れます。よりハイレベルな講座を受けて知識を身に付けたい場合は、別途費用を払って受講しましょう。

心理カウンセラーの資格と同時取得できる講座費用

あるNPO法人が主催する講座カリキュラムを修了すると、カラーセラピーと心理カウンセラーの資格を同時に得られます。講座の費用は20万円で分割払いも可能。全15回の授業で、カウンセリングの基礎知識やさまざまな療法を学べます。ただし、この講座は資格認定試験を受ける必要アリ。受験料は別途1万円かかります。

知識を深く学べる通信講座費用

某資格スクールは、3万8000円の通信講座でカラーセラピストの資格を取得できます。期間は全4ヶ月。分割払いなら、月々1,980円から支払い可能です。DVDとテキストを使って学んだのち、問題を解いて郵送する流れ。資格取得後の就職・転職サポートや、開業のホームページサポートを受けられるのが大きな特徴です。教材が届いて8日以内であれば、返送料だけでクーリングオフできるため、気軽に申し込めますよ。

カラーセラピストの資格をとるのにかかる期間は?

カラーセラピストの資格は通信やスクールなどで講座を受けますが、最短1日、長くても4ヶ月ほどで取得できます。

最短1日で取れる資格は、「TCカラーセラピスト講座」というもの。家族や職場にいる身近な人向けのカラーセラピーを目的に作られた資格です。14本のカラーボトルを用いて、カラーセラピストのもっとも基礎的な知識を学べます。

カラーセラピストとしての深い知識を身に付けたい人は、数ヶ月間かけて資格取得する講座がおすすめです。色彩に関するノウハウやカラーセラピーの心理的効果など、資格を取った後すぐ仕事に活かせる知識を学べます。

とあるスクールでは、2ヶ月で3つのカラーセラピスト資格の講座を受けられるようです。まとめて複数の資格を取得できるのがメリット。短期間集中して、毎日数時間勉強できる人におすすめです。

カラーセラピストの資格の種類は?

カラーセラピストの資格にはさまざまな種類があります。

カラーセラピー

日本アロマメディカル心理セラピー協会(JAMMP)などが主催する資格。色彩心理学をベースに、カウンセリングを行えるのが特徴です。インターネットから申し込めて在宅受験できる資格で、試験では色のもつ効果や原理、活用方法などが出題されます。
資格を取得した後は、自宅や教室を開いて講師として活動可能。相談者にカラーセラピーで癒しを与え、不安を解消できるようになります。

カラーアドバイザー

色が持つさまざまな性質を把握して、心理的なアドバイスができるようになる資格です。
資格取得の方法は「日本デザインプランナー協会」が主催するカラーアドバイザー認定試験を受験すること。
難易度はそれほど高くなく、在宅受験も可能です。資格取得後は、ファッション・インテリア・建築業界などで知識やスキルを活かせます。

カラーセラピスト

日本能力開発促進協会(JADP)が認定する資格。相談者が自分で気付いていない、上手く伝えられないといった心理的ストレスに対し、色を使ったカウンセリングで解決を目指します。
カラーセラピストの試験はJADP認定校の教育カリキュラムを修了した後に受験可能。試験に受かるとカラーセラピストの資格が得られ、色に関する知識とカウンセリング力が証明されます。カラーカウンセラーとして独立開業したい人におすすめです。

オーラソーマ

イギリスのオーラソーマアカデミーが主催しているカラーセラピスト資格。1983年に作られたカラーセラピーで、カラーボトルを使ってカウンセリングを行います。6日ほど授業を受ければ資格を取得できますよ。

TCマスターセラピスト

株式会社トゥルーカラーズが開発した新しいカラーセラピーです。家族や友人を気軽にカラーセラピーできるようにと開発されたもの。TCカラーセラピーの講座は全国各地で開かれており、最短1日で資格を取得できます。通信講座はありません。

16タイプ・パーソナルカラーアナリスト

全日本カラースタイルコンサルタント協会が主催する資格。春夏秋冬4つの季節からなる16色のパーソナルカラー診断を実施します。ファッション・コスメ販売員、スタイリストの仕事をする人は持っておきたい資格です。

塗り絵&クリアオーナメント

DHCカルチャースクールが主催する資格。塗り絵や書いてもらった絵を分析するもので、アートセラピーと併用して仕事に活かすのが一般的です。

主な資格の詳しい受験情報が知りたい

カラーセラピストの代表的な資格「JADP」「JAAMP」「オーラソーマ」の具体的な資格取得方法や受験方法について紹介していきます。

JADP「カラーセラピスト資格」

一般財団法人「日本能力開発促進協会」が主催するカラーセラピスト資格。資格を取得するには、カラーセラピスト講座を認定教育機関(通信・スクール)で受講し、カリキュラム終了後に在宅で受験します。

学習範囲
  • カラーセラピーの歴史について
  • 色彩の基本知識
  • 色のイメージ
  • 色とパーソナリティ
  • 色と身体・感情・精神
  • 色のエネルギーと身体の関係
  • カラーカウンセリングについて
試験日程 随時
受験料 5,600円(税込)
試験の申込方法
  • 全カリキュラム終了後、JADP協会のホームページ「検定試験申込」に必要事項を入力。
  • 認定校の教材に同封されている振込用紙で受験料を支払います。
  • 受験料の支払いが確認された後、試験問題が発送されます。
合否判定 70%以上の正解率で合格。結果は答案を提出して協会が受け取った約1ヶ月後に送られてきます。

JAAMP「カラーセラピー認定試験」

日本アロマメディカル心理セラピー協会が主催する「カラーセラピー認定試験」を受けるための機関です。受験資格は特にありませんが、JAAMPの認定試験対策が受講できるコースで学べば、合格しやすくなるでしょう。

学習範囲
  • 色のはたらきについて
  • 色と光の関係
  • 色の生理的効果と心理的効果
  • 色の活用法
  • 生活の中での色選び
  • 色彩調和
試験日程 2ヵ月ごとに実施(偶数月)
受験料 10,000円(税込)
試験の申込方法
  • JAAMP協会のホームページにある「カラーセラピー受験申し込み」に必要事項を入力。
  • 代金引き換えで受験料を支払い、設定された試験期間内で試験日を選び在宅で受験。
  • 受験後、解答用紙をJAAMP協会へ返送します。
合否判定 70%の正解率で資格認定

オーラソーマ

オーラソーマは1983年、イギリスの薬剤師ヴィッキー・ウォール女史によって作られたスピリチュアル系のカラーセラピー。オーラソーマの試験は和尚アートユニティというスクールで受けられます。資格はレベル1~4まであり、6日ほど講義を受ければ資格を取得可能です。

学習範囲
※レベル1のみ記載
  • 無理強いしない、自分で選ぶシステムとしてのオーラソーマの原理
  • 色彩論
  • 色の言語(色が語りかける言葉)、さまざまなレベルでの色のメッセージ
  • コンサルテーションの手順と選ばれた色の解釈。(選ばれたそれぞれのボトルの位置が意味するもの、選ばれたボトル相互間の色の関係)
  • 製品の紹介、使用法と適切な使い方
  • イクイリブリアムの多彩な色の組み合わせの相互関係とその特別なメッセージの探求
  • ポマンダー
  • クイントエッセンス
  • ハンドマッサージのテクニックのデモンストレーションと実習等のさまざまなエクササイズ
試験日程 和尚アートユニティの公式ホームページを参照
受験料 1万3500円(税込)※テキスト代・授業代込
試験の申込方法
  • 公式ホームページから「参加申し込みフォーム」に入力。
  • 銀行振り込みで受講料を支払う。
  • レッスン受講期間中、スクールに通い講義を受ける。
合否判定 カリキュラムを全て終了したら認定証が貰えます。

独学でも資格は取れる?

カラーセラピストの資格を得る場合、基本的に認定校のカリキュラムを受けてから認定試験を受けるのが一般的。JAAMPが主催している「カラーセラピー認定試験」なら、独学でも試験を受けることが可能です。
しかし独学となると、勉強が続かなかったり重要な部分が理解できなかったりすることがあります。通信講座やスクールに通えば、分からないことを質問でき、カラーセラピストとして大切なことを専門講師から学べるでしょう。

カラーセラピストの資格をスクール(通学)で取るには

カラーセラピスト資格取得のためにスクールに通うメリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 一緒に勉強する仲間がいるのでモチベーションを維持しやすい
  • 講師から直接指導を受けられる
  • コミュニケーションスキルを高めやすい
デメリット
  • 通学時間や授業時間など、時間の制約がある
  • 料金が高い

スクールに通う大きなメリットは「一緒に学ぶ仲間がいること」。切磋琢磨して頑張れたり、励まし合ったりして勉強を続けることで、モチベーションを維持しやすくなります。
講師からの直接指導で、知識やスキルが身に付きやすいのも嬉しいポイント。また、分からないことを質問できる人がいる、勉強に行き詰まっても相談に乗ってくれる人がいるのは安心です。

デメリットは、時間の制約があること。通学に時間がかかり、授業時間も決まっているので、忙しい人には負担になるかもしれません。講師から直接受ける分、費用に関しても通信講座より高額になります。高いところだと60万円ほどかかるとのことです。

カラーセラピストの資格を通信講座で取るには

カラーセラピスト資格を通信講座で取得するメリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 自分の好きな時間に学習できる
  • 周りの人間に左右されない
  • スクールと比べると安い
デメリット
  • 1人なのでモチベーションが維持しにくい
  • 人脈を作るのが大変

通信講座は、仕事や家事、子育てなどと両立して資格取得を目指せるのが大きなメリットです。「仕事終わり」「子どもを寝かしつけた後」「家事の合間」など、自分の生活に合わせて無理のないペースで学習できます。また、学校に通う必要がないので、通学に時間を取られることもありません。スクール通学講座と比べて費用が安く、数万円ほどで講義を受けられるのもポイント。

デメリットを挙げるとすれば、「モチベーションの維持が難しい」「人脈作りが大変なこと」です。勉強するときは1人で講師や仲間はいないため、挫折する人も多いのだとか。
通信講座の中には、メールやテレビ電話などで質問サポートを行っているところや、就職・開業サポートが充実しているところがあります。通信講座で資格取得を目指す際は、「サポートの手厚さ」を重視しましょう。

まとめ

リラクゼーションや癒しといったサービスの需要が年々高まっていることもあり、カラーセラピストの資格は多くの人から注目されています。取得すれば将来の就職や転職は有利になり、開業するのも夢ではありません。人気の資格でありながら、難易度はそこまで高くないのも魅力。もし、「独学だと続けられそうにない」という人はスクールの講座を選ぶと良いでしょう。
「できるだけ受講料を抑えたい」という学生さん、仕事が忙しく学校に通う時間がないビジネスパーソン、子育てや家事のスキマ時間に勉強したいママさんには、通信講座がおすすめですよ。